今日は先日の就職準備講座の内容を一部ご紹介を致します。
「マッチした仕事のさがしかた」
という事で「パーソンズ」のマッチング理論を応用してわかりやすく説明しました。
パーソンズという人は
初めて職業指導とカウンセリングを導入した人物です。
1909年のアメリカ、新しい産業が発達しており、新しい職種や職業をするために多くの若者が仕事を求め、都会に出てきました。
しかし慣れない職場で精神や身体を壊し、仕事を長く続けることができないという若者が街に溢れかえりました。
そう、この頃のアメリカは失業問題が大きな社会問題になっていたんですね。
どんな仕事があって、自分にどんな仕事があっているのかわからないという人が多い中
仕事の選び方に問題があるのではないか? と考えた「パーソンズ」は
マッチング理論という理論を発表しました。
マッチング理論、または特性因子論
「職場への不適応は人と環境の特性のマッチングの不適応にあると考える。」
自分と仕事
双方がマッチした状態でないと適職とはいえない
という事ですね
仕事を探す上で何が重要になってくるか?
それは
① 自己理解
② 仕事理解
2つの理解が必要であるという事です。
自分の事を知って、仕事についても知っておく事が適職への近道となるわけですね。
第一回目は「自己理解編」という事で
1 興味 2 価値 3 能力
の視点で、改めてご自分の事を知ってもらおうという内容に
自分はどんなものに興味があり、何をしている時が楽しいのか?
自分にとって価値のあるもの、こととは何か
自分の持っている能力はなんなのか
どんな事が向いているのか
じっくり自分自身の心に耳を傾けてみる時間になればと思い
このプログラムを作成しました。
就労移行として社会復帰を目指して頑張る利用者さんを支えながら
この人にあった仕事はなんだろう?と考えることは多いのですが
利用者さん本人が納得した仕事についてもらいたいと願っております。
就職準備講座は毎週火曜日に実施しております。(予定変更有)
他にも、アンガーやストレスなどなど実施しております
お気軽にお問合せ下さい
利用対象者
・65歳未満の方、
・主に精神障害や疾患をお持ちの方、・就労に向け、訓練を希望される方、 ・朝、なかなか起きられない方、
・対人関係でお仕事が続かない方、
・お仕事の経験がない方、
・外出するのが苦手(引きこもりがち)な方、
・心身の不調で、前職からブランクがある方、
・将来のことを考えると不安でなかなか眠れない方、
・アスペルガー、
・ASD、ADHDの方、
・うつ、発達障害、統合失調症、不安障害の方など。
※詳細はお気軽にお問い合わせください。